WC

綺麗なトイレでウンコをしたくて、デパートの大便器に腰を下ろした。

 

ウンコをひり出す時のオノマトペは数あれど、その日は西海岸の音楽にも匹敵するようなブリブリ音だった。

と同時に、外から小学生ぐらいの子供の「ぶへへへへへへあっ」と言う笑い声が聞こえてきた。

音が外に漏れていたらしい。

だとしても、笑うんじゃないよ。

ウンコぶつけたろか。

 

このブチかまし音は、大人になった今でこそ恥ずかしくも無くなったが、若ければ若いほど悩ましい問題だと思う。

特に先述した小学生のような年齢であれば誰かに聞かれたと同時にイジメの対象にもなりえるし、好きな人が予想だにしない音を出せば百年の恋も冷めてしまうかもしれない。

 

「じゃあ音姫(流水音を再生する最近のトイレ機能)があるじゃないか」

なんて野暮な考えは甘い、スニッカーズぐらい甘い。

音姫を実際に使ったことがある人だとわかると思うが、あれは涙ぐましい企業努力でリアルな流水音を追求し過ぎたがために、ウンコサウンドに負けてしまうのだ。

要は音が小さい。

どうせなら土石流ぐらいにしてくれないとあのけたたましい騒音を上書き出来ないのだ。

 

しかしながら、考え方としては間違っていないと思う。

例の忌々しい排泄音を消すには、それ以上の大きい音を鳴らせば解決するはずだ。

そうなったら答えは一つしかない。

もう勘の良い方は、何を流せばいいかわかっているだろう。

そうだ、EDMだ。

エレクトロダンスミュージックだ。

これさえ流せば無問題。

渋谷のチャラ箱、DQN車、これらに次いでトイレをEDMの鳴り響く環境にすれば勝ちも勝ちだ。

 

一定のリズムが反響する一畳間。

ここはワンルーム・ディスコ

回るミラーボール。

ごっさファンキーなベースライン。

僕の腸内環境が『パルプ・フィクション』のジョン・トラボルタのように激しく踊る。

 

 

 

 

何言ってるんでしょうね。

すみません、水に流して下さい。

薬をよく飲む。

別に非合法な薬にハマってる訳ではなく、体調が悪くなりがちだからだ。

今さっきも花粉症の薬を飲んだばかりである。

 

昨今の薬はよく"眠くならない"を売り文句に販売してるケースが多く見受けられる。

僕はこれがめちゃくちゃ嫌だ。

 

寝付きが悪いからと言うのもあるが、普通は薬を飲む時なんて身体に怠さを感じてる時だと思う。

そんな時に眠れなくしてどうするんだ。

むしろグッスリ寝たいぐらいじゃないか。

どんなRPGだって体力全回復させる時に宿屋で一晩グッスリ過ごす。

 

百歩譲って昼はわかる。

遊びとか仕事とかアクティブに動く時間帯だから。

ただ、朝晩に関しては"眠くならない"がメリットとして働くようには到底思えない。

朝は睡眠を取った後で目も冴えてるし、夜は薬を飲むような状態の場合すぐ床に就くべきである。

もし眠くなると困るような状況だとすると、そんなタイミングで薬を飲んでるヤツは頭がおかしい。

遊んでる人はキャンセルしなさいよ。

働いてる人は休みなさいよ。

これで休めないなら社会が悪過ぎる。

中指立ててやるしかない。

 

先ほど飲んだ薬も、朝晩に服用を勧めているにも関わらず"眠くならない"がセールスポイントらしい。

そこじゃねーだろ。

そんな所に力を費やすよりも効果を強めろ。

バカ。

 

 

 

 

 

アホ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眠くなってきたので寝る。

三寒四温

いつも使用している上りエレベーターに1Fから乗った。

そのエレベーターには、先に地下で乗ったであろうおじさんがボタンの前に立っていた。

僕が目的階のボタンを押そうとすると、そのおじさんが気を使って邪魔にならないようにしてくれたのか、

 

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この体勢。

 

正確な僕からの視点だと、

 

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この体勢。

 

人が乗り込むたびに

 

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降りる時はする必要無いんじゃ無いかと思いつつも、

 

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僕が降りる手前のタイミングでも、

 

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パキョッ!

 

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おじさん!

 

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腰骨が!

 

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嗚呼………。

 

 

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哀愁を帯びた優しさに春の訪れを感じた。

風邪

朝起きた時に妙な違和感がした。
変だなあと思いながらも、一本のメビウススーパーライトを口に咥え火を着ける僕。
煙をくゆらせながら、いつもとの違いに気付く。
「煙草がまずい」
そこからリンクし、違和感の正体が風邪だとやっとわかる。
長い、バカかよ。

 

風邪をひくのが好きな人は小学生以外居ないと思うが、身体の弱い僕は人一倍風邪が嫌いだ。

なんか風邪を含めた病気全般は、怪我以上に死に直結する気がする。

僕は心の底から死にたくない。

なら、「煙草吸うなよ」って話なんだけど。

ともかく不健康なくせに健康でありたい無い物ねだりな性分の僕は、毎日風邪の予防のためにビタミンCがめちゃくちゃ入ってるドリンク飲料を摂取している。

なのに、昨日に限ってそれを忘れてしまった。

絶望。

前兆も無く急に風邪をひいてしまったのはきっとそのせいだろう、そうに違いない。

 

気怠さでボーッとしている頭で、明日病院に行かなきゃなあ、なんて考えながらスマホをポチポチ。

エロサイトやまとめサイトを一通り徘徊し終えた僕は、LINEを開いてアカウントの一言メッセージを変えようと思った。

と言うのも、僕のLINEの一言メッセージは大体自分の近況と絡めたダジャレを記載している。

たとえばお盆であれば「レミー・盆休みー」、誕生日であれば「ランディ・バースデイ」、ダジャレなので面白い面白くないはどうでもいいとして、こう言った物を採用しているのだ。

 

そんな中で患ったこの風邪。

そうだ、"風"を"風邪"に変換するようなダジャレを載せよう。

日本一無意味な強迫観念で、僕は思考し始めた。

 

風邪の谷のナウシカ

……自然と人間の関係を描いた作品だが、登場人物は全員風邪っぴき。

 

湘南乃風

……ガラと体調の悪そうな四人組が色々歌う。タオルを回すとウィルスが蔓延する。

 

風邪になりたい

……学校嫌いの小学生が家でEテレを見る歌。僕ら世代は、さわやか三組だった。

 

風邪使いの陣

……暗黒武闘会なのに肉弾戦ではなくバイオテロで戦う。たとえCVが山口勝平でもジメッとしてそう。

 

千の風邪になって

……学校に行きたくない気持ちがより強くなっていく。

 

 

面白くない。

これは面白くないぞ。

面白くないと割り切っていてもキツい。

まず、設定がいまいち統一し切れていない。

風邪っぴき側の目線なのか、そのパロディ側の目線なのか。

 

ここまで頭が働かないのであれば、早く寝た方が良さそうである。

今回は御開き。

風邪と共に去りぬ。

アストロノーツ

かの宇宙飛行士ニール・アームストロングは初めて月面に降り立った時にこのような言葉を残した。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」
この言葉はもちろん素敵だが、やや腑に落ちない部分がある。

 

 

だって、”一歩”に対して”飛躍”て。

”飛躍”という単語自体が飛び立ってから着地までを意味していることも重々わかってはいるのだが、なぜかそのまま飛び立っていくような印象に思える、個人的に。
もし人間の大半が僕と似たように感じたのであれば、この名言は真に伝えたかった内容と相反するようなメッセージになってしまうのではないだろうか。

 

 

 

一人の人間が着実に足跡を残しているのに対し、人類にとっては偉大なフワフワ状態である。

しかも、フットマークをしっかり押し付けた一人の人間側の職業も考えてみて頂きたい。
宇宙飛行士なのだ。
結局どっちもフワフワしてるんじゃねーかって。
着地してねーんじゃねーかって。

 

 

 
と言うことで、このブログの一歩目は着地もままならないままスタートを切る。