分相応

以前ツイッター上で読んだ山本さほ氏の落書き漫画に『分不相応』と言うタイトルの話があった。
漫画の説明は野暮だとわかった上で内容を記すと、

 

キャバ嬢っぽい女はホストっぽい男が好きで、サブカルバンド女はサブカルバンド男が好き。
他にも、ゴスロリっぽい女の子はV系の男が好きだし、ラスタファリアンの女の子はレゲエDeejayみたいな男が好き。
その逆も同様で、枚挙に暇が無い。
しかしながら、なぜオタク風な男が求めるのは分不相応な美少女なんだ。

 

と言う話である。
なぜ、その1ページについて急に語り出したかは至極単純な理由で、仕事からの帰り道で両者ふくよかな体型のカップルを見たからだ。
は〜、どすこいどすこい。
今夜もぶつかり稽古で四十八手の練習と言った所か。

 

 

そんな下世話な想像はさて置き、一年半ほど彼女不在の僕としては仲睦まじいカップルが非常に羨ましい限りである。
全員の両手をサイコガンに改造して、繋ぐに繋げ無くしたいものだ。

 

 

だが、最初の話を考えてみるに、僕に惹かれてくれるような好事家な女の子は、もしかすると僕の趣味と合致するような女の子なのかもしれない。
普段はスケーターファッションで、人と比べてHIPHOPが好きな女の子。
……確かに素敵ではないか。

 

 

では、もっと掘り下げてみよう。
好きな映画は『時計じかけのオレンジ』『ファイト・クラブ』、好きな漫画は『それでも町は廻っている』『藤子・F・不二雄SF短編集』『ろくでなしBLUES』、寝る前にはバナナマンおぎやはぎのラジオを聴いて、何かと言えば2chまとめサイトを閲覧してしまうような女の子。
……うーん!前言撤回!
先ほど「素敵だ」と言った自分をブン殴りたい!
上記のような女の子が居たら、正直に言って気持ちが悪い。
たとえ欅坂46の長濱ねるちゃんがこの趣味嗜好を網羅していたとしても、嬉しい反面ドン引きしてしまうはずだ。

 

 

結局、僕のような好き勝手生きている人間は、恋愛に向いていないのだ。
そう気付けたからこそ今後は、自分の土俵ばかりで物事を見るのではなく、相手の土俵にも上がって人と付き合うようにしたい。

 

 

今日、見掛けたあのふくよかなカップルはすでに土俵入りしているのだろうか。

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