ホット

家に向かう帰り道、空腹だった僕は『蒙古タンメン中本(チーズ増量)』を買った。
たまに無性に食べたくなる。

 

 

しかしながら、問題がある。
僕は、辛い物が駄目なのだ。
それもあって、"チーズ増量" を選択したのである。

 

 

帰宅し、ポットで沸かせたお湯を注ぐ。
5分が待ち遠しい。

待ち切れない僕は、4分50秒ぐらいで蓋を開けた。

 

 

うん!

 

 

この匂い!

 

 

この味!

 

 

辛い!

 

 

食えない!

 

 

思い出してみると、先述した"たまに無性に食べたくなる"メニューは、店舗の『蒙古タンメン中本』で一番辛くない野菜ラーメンの事であった。
しかも、それすら手に汗握るギリギリの攻防戦の末で、腹に納めている。

 

 


「馬鹿をやってしまった……」
ただ、買って来たからには仕方ない。
今回の試合が負け戦と分かっていながらも、箸を進める。
予想通り、悪い汗が額にプツプツと浮かび、コメカミを伝う。
手も震えてきた。
「もう無理だ!」
"チーズ増量"の甘えも虚しく、大変申し訳無い事に、僕は八割ぐらいの麺とスープを便所に流したのであった。
ごめんなさい。

 

 

それに加え、辛い物を食べるとお腹も下してしまう体質なので、結局残りの二割ぐらいも便所に流した事になる。
本当にごめんなさい。

 

 

要約すると、僕は便所に200円ちょいぐらい費やした事になる。
ブルジョワジー
左うちわ。

 

 

と言う話を、たまたま電話を掛けてきた友達にしたら、
「は?まじどうでもいいんだけど?」
と、普通に叱責された。

 

 

お前まで辛口にならなくていいだろ!
もー!

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